お役立ちコラム お墓の色々

お役立ちコラム お墓の色々

- 供養をきわめる -

家族の絆が深まるお墓参り『お墓100年プロジェクト お墓参り写真集』

供養・埋葬・風習コラム

家族の絆が深まるお墓参り『お墓100年プロジェクト お墓参り写真集』

大切な人やご先祖さまを偲び、思い出を語り合う場所でもある墓。近年、維持が大変、子どもに負担をかけたくないということでお墓を片付ける方も増えています。けれども、小さい時に家族と行ったお墓参り、遠方にいた家族が揃ったお墓参り、結婚後や子育て中のお墓参りなど、お墓での素敵な思い出があるという方も多いのではないでしょうか。

今回は、そんなお墓参りでの、心に残る瞬間を切り取った写真とエピソードを集めた、1冊の写真集をご紹介いたします。
今ならお申し込みいただいた方、先着50名に無料でお届けしていますので、ご家族でご覧いただき、皆様の心に残るお墓参りの風景を語り合っていただけたら嬉しく思います。

『お墓は幸せのシンボル! お墓100年プロジェクトお墓参り写真集』

日本人が昔から行ってきたお墓参りは、生活・宗教・その土地の文化などが重なり合いながら、代々受け継がれてきました。お墓は、家族が集まり絆を確認できる場所の一つであり、身の回りにある幸せに気づかせてくれる場所でもあります。
このような日本のお墓やお墓参り文化の素晴らしさを、一人でも多くの方に感じてほしいと開催されているのが、「お墓100年プロジェクト」による「お墓参り写真コンテスト」です。2015年から毎年開催され、2023年で9年目となります。

この写真コンテストに寄せられた写真とメッセージの一部を冊子にまとめたのが、今回ご紹介する『お墓は幸せのシンボル! お墓100年プロジェクトお墓参り写真集』です。

「お墓100年プロジェクト」とは、「お参りされ続ける美しいお墓を、100年先の未来にも残したい」「お墓参りというよい習慣を、未来の子供たちにも続けていってほしい」という思いに共感する企業が集まって、2011年に発足した会です。

コンテストには、子どもたちがお墓を掃除する姿、親戚が集合して笑顔でお参りする姿、結婚や子どもの誕生を報告している姿など、お墓での心温まる家族の風景やエピソードが多数寄せられました。特にコロナ禍での開催となった2021年・2022年には、それぞれ約100点にもなる応募があり、「改めて、お墓の存在やお墓参りの大切さに気付かされた」というメッセージも多く届いたそうです。

ご先祖様と繋がることができるお墓

日本人は、先祖の霊を神や仏として大切にし、私たちの暮らしを見守ってくれる存在と考えてきました。お墓は、亡くなった家族やご先祖様と繋がりを持つ場所としても、大切にされています。

写真集に掲載されているメッセージの一部をご紹介します。

********************
この子が生まれて1歳前に亡くなってしまったひいおじいちゃん。
生前はたくさん抱っこしてくれたり、優しく声をかけてくれました。
そんな話を聞かせているので、写真を見てはおじいちゃんだよ!という娘。
定期的に一緒にお墓参りをしています。
(2022年応募作品)

夏休み帰省した孫5人。
ひいじいちゃん、ひいばあちゃんのお墓へ。それぞれの近況を報告しました。
「ずっと、見守ってね!」
(2021年応募作品)

『お墓は幸せのシンボル! お墓100年プロジェクトお墓参り写真集』より
********************

このように、写真集には、まだ幼い子どもたちがお墓で手を合わせたり、語りかけたりする様子も、たくさん掲載されています。お子様とお墓参りに行かれる方には、言葉かけやお参りの仕方を参考にされてみても良いかもしれません。

故人や先祖は目には見えません。けれども、お墓に向けて手を合わせたり語りかけたりすることで、小さな子どもにもその存在が感じられるのでしょう。そうして、先祖を尊ぶ心や、「見守っていただいている」ひいては「自分も大切にされている」という心、繋がりや絆を大事にしようという心が育つ、大切な時間にもなっているのではないでしょうか。

家族の絆が深まるお墓参り

お墓参りには、家族それぞれの形や姿があります。家族でお参りをしたりご先祖さまや亡くなった家族について語り合ったりする中で、自分のルーツを感じたり、心の拠り所となったりと、家族の絆が深まる時間にもなっているようです。

********************
お盆に帰省した孫たち。
夕方の基参りは松明し供養。
その松明(たいまつ)でお線香に火を点けたら一瞬燃え上ってしまい、
びっくりした後は「聖火だ!」と喜んだりの兄弟。先祖達もきっと笑顔で見守ってくれることでしょう。
(2018年応募作品)

写真は、知人の家のお参りを撮ったものです。
この地域ではお盆の13日にご先祖を迎えるために、夕方になると親戚が酒やごちそうを持ち寄り、ゴザを敷き、供養をする習慣があります。この日のために、県外在住の人、他町村に嫁に行った人も、わざわざ集まってきます。
(2016年応募作品)

『お墓は幸せのシンボル! お墓100年プロジェクトお墓参り写真集』より
********************

このように、楽しくご先祖様に思いを寄せる経験は、家族の絆を深めると共に、温かな思い出として大人になっても心の支えとなるでしょう。同時に、お参りの作法や供養の心も次の世代へと受け継がれていきます。
家族形態や社会のあり方が変化して、昔に比べて人間関係が希薄になっているとも言われる現代だからこそ、自分のルーツや家族との絆が感じられ、心の支えにもなるお墓やお墓参りの文化を受け継いでいきたいものですね。

お墓は幸せのシンボル

ご先祖さまに感謝し自分のルーツを大切にすることは、その先に生まれた自分自身も大切にするということです。そして、感謝し大切にすることは、ありがたさや豊かさを感じるということでもあり、幸せにも繋がっていきます。
ご先祖様とつながり、自分の存在を大切にできるようになるお墓は、この写真集のタイトルにもあるように、まさに「幸せのシンボル」と言えるのではないでしょうか。

『お墓100年プロジェクトお墓参り写真集』は、お墓に訪れる家族の写真とメッセージをたくさん詰め込んだ写真集です。お墓参りの意味や楽しみ方も紹介しています。
心にしみるエピソードが満載ですので、ぜひ手に取っていただき、あなたの大切な思い出も振り返ってみてください。

写真集をご家族でご覧になり、「我が家のお墓参り」について語り合ったり、お墓参りに誘ってみたりするのもいいかもしれませんね。

こちらの写真集は、お申し込みいただいた方、先着50名に無料でお届けしています。

下記のお問い合わせフォームから、お名前・ご住所・連絡先を明記の上、お問い合わせ内容に「お墓参り写真集プレゼント」と記載してお送りください。

お問い合わせフォーム

「子どもたちにもお墓参りの価値を伝えたい」という思いで作られた絵本があります。ぜひ合わせてご覧ください。
お子さんと一緒に見てほしい動画「絵本・ゆらちゃんのおはかまいり」