お役立ちコラム お墓の色々
お墓を購入する際に気をつけたい注意点とは

多くの人にとって一生に一度あるかないかのお墓の購入は、誰もが初心者です。
しかし、一生に何度もないことだからこそ、失敗はしたくないもの。自分はもちろん、家族、親族全員がしっかりと納得したうえでお墓を購入するために、お墓選びは慎重に進めたいところです。
それでは、お墓の購入を成功させるためには何をどのようにして進めていけば良いのでしょうか。この記事では、霊園や墓地、墓石などを選ぶ際に着目すべきポイントや、お墓を購入する際の注意点などについて順に解説していきます。
お墓を購入する際の注意点
お墓を購入する際にチェックすべきポイントは、大きく3つあります。お墓の候補を選ぶ前に、それぞれのポイントについて、確認すべき事項や注意点を知っておきましょう。
霊園や墓地の利用資格
お墓を購入する際には、その霊園や墓地の区画を使用することができるように、その土地の永代使用権を購入することになります。
このときにまず確認しておきたいのは、その霊園や墓地に利用資格が定められているかどうかという点。例えば、下記のような条件が資格として定められている場合があります。
- 宗旨や宗派:特定宗派のみとされている場合があります。
当該条件がよくある墓地:寺院墓地 - 檀家条件:そのお寺の檀家である、または檀家になることが条件の場合があります。
当該条件がよくある墓地:寺院墓地 - 地域指定:霊園や墓地の指定する自治体や地域に現住所がある方のみという場合があります。
当該条件がよくある墓地:市営霊園、共同墓地 - 国籍指定:一般の霊園でこの指定があるところはありませんが一部の特殊な墓地ではこの条件があります。
当該条件がよくある墓地:各地の外国人墓地
またその他にも、法要に関することや、お墓の継承に関することなど、様々な条件が定められていることがあるため、条件に合うかどうかをチェックしておく必要があります。規約を詳細に確認し、不明点は必ず問い合わせて、後で「そういう意味だとは知らなかった」とならないようにしておきましょう。
霊園や墓地の維持・管理費
近年では管理費無料というところも増えてきていますが、多くの場合、霊園や墓地を利用するためには、初めに永代使用料を支払うだけでなく、一年ごとまたは5年分、10年分などをまとめて管理費を納める必要があります。
管理費は、永代使用料と違って毎年かかる、いわゆるランニングコストにあたるものなので、きちんと考えて決めることをおすすめします。金額は霊園や墓地によって様々ですが、公営霊園の場合は4,000円程度からというのが一つの目安になります。
管理費は霊園や墓地の維持のために使われるもので、電気代や水道代なども含まれています。金額だけに着目すると、少しでも安いところをと考えてしまうかもしれませんが、管理費の安い霊園や墓地は、そのぶん管理や供養の内容に反映されてしまう場合もあります。
年間にかかってくる費用を確認するとともに、その霊園・墓地でのお墓の管理や敷地内の管理について、しっかり確認しておきましょう。
霊園や墓地の立地・場所
お墓参りに頻繁に行きたいと考えるなら、立地や場所などの条件はとても重要なポイントになります。
自宅からお墓まで電車やバスでアクセスしやすいかどうか、車で向かうのであれば駐車場があるかどうか、広さはどの程度かなど、霊園・墓地の立地をしっかり確認してから選びましょう。特に、アクセスに関するポイントには注意が必要です。
自宅から少し離れていたとしても高速道路のインターチェンジから近いところであれば、車でのお墓参りには便利です。
また、購入時には気付きにくいですが、歩くときに坂道や階段がないかどうかをチェックしておきましょう。お墓にたどりつくまでに坂道や階段があると、将来足を動かしづらくなった際にお墓参りに行けなくなってしまう可能性があります。
他にも繁華街に近すぎないことや周辺が騒がしくないかどうかなど、周辺環境も確認が必要です。あまりに騒がしい場所は、ご先祖様が心穏やかに眠る場所としては不向きかもしれません。
墓石を購入するときの注意点
お墓の購入で大きな金額を占める一つの要素が墓石です。墓石を購入する際に注意すべきことについて解説します。
信頼できる石材店
お墓を建ててくれるのは石材店のため、石材店選びは非常に重要です。
墓石の形状によっては、建てられる場所や文字の制約が生じることもあるため、お墓を建てる霊園や墓地の環境を理解している石材店を選ぶのがおすすめです。石材店とは様々な打ち合わせを行うことになるため、気軽に相談できるところ、しっかりと説明をしてくれる信頼できるところを選ぶことが大切です。
墓石相場
墓石の価格は、使う石の量や石の種類、国内産か外国産かといった条件によって大きく変わりますが、ある程度の相場があり、一般的には安いもので50万円程度から、高いものは数百万円程度とされています。
候補の石材店が複数ある場合は、すべての石材店から見積もりを取り寄せて、内容や技術などを比較してみてから選ぶことをおすすめします。
お墓購入に関わる費用まとめ
お墓を購入するときには、多くの費用が発生します。ここで主な費用を整理しておきましょう。
総費用=霊園墓地区画の永代使用料+管理費+墓石費用+墓石建立費用+開眼法要の御布施
建てるお墓によっては、さらに別の費用がかかることもあります。なお、先述の通り管理費は1年に1回または複数年分をまとめて支払うものですが、それ以外はすべて購入時に支払う費用です。
開眼法要って何?と思った方は以下の記事をあわせてご覧ください。
まとめ
お墓は多くの人にとって一生に一度購入するかしないかのものであるため、お墓の購入に慣れている人はほぼいないでしょう。
不慣れでも自分が思い描いた通りのお墓づくりを進めていくために、上記の記事を参考にしたうえで複数の霊園·墓地や石材店に実際に足を運んで、自分の目で確認したうえで相談してみるのが良いでしょう。