お役立ちコラム お墓の色々
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- 供養をきわめる -
【まとめ】お彼岸・お盆・祥月命日など…お墓参りの年間行事一覧
お墓参りの定番の時期といえば「お彼岸」「お盆」「祥月命日」です。しかし、お墓を建てたばかりの方やお墓を継承したばかりの方は、年間でいくつもあるこうした行事に、混乱してしまうかもしれません。お墓参りの適期・その行事の由来や意味など、基本的なことをまとめましたので、整理するのにお役立てください。
*各リンク先ではさらに詳しく解説しています。ご興味のあるものはぜひ引き続きご覧ください。
お墓参りの適期とは?
仏教の教えでは、「お彼岸」「祥月命日」などのお墓参りを推奨している時期はありますが、禁止している時期は特にありません。つまり、お墓参りはいつ行ってもいいものです。
本記事では、この前提を踏まえたうえで、仏教で推奨されている時期や世間的にお墓参りに行く方が多い時期を紹介いたします。
お墓参りの作法やマナーはこちら
【保存版】お墓参りのマナーや常識 5つのポイント
詳しくはこちらの記事で解説しています
お墓参りはいつ行ってもいいの?適切な時期とは
お墓参りに行く前に読むと、より一層心がこもるはずです
そもそもご供養の意味とは?
お墓参りの年間スケジュール一覧
まずは、1年の流れを確認してみましょう。お墓参りにまつわる年間行事は以下の通りです。
月命日(毎月)
月命日は、亡くなった日以降の別の月の、同じ日にちのことです。例えば、5月1日に亡くなった場合、6月1日、7月1日、8月1日…は月命日にあたります。毎月訪れる月命日を、故人を思い続ける日としてお墓参りする方もいます。
お彼岸(3月と9月)
お彼岸は、春分の日(3月20日頃)・秋分の日(9月23日頃)を中心に、前後3日間を合わせた7日間の期間を指します。お墓参りをしてご先祖様を偲びます。
お盆(7月または8月)
お盆は、地域によって時期が異なります。東京では、7月13日~7月15日がお盆にあたりますが、それ以外の地域では、8月13日~8月15日になります。ご先祖様の霊が自宅に帰ってくる期間なので、本来は自宅でお迎えするものですが、この時期にお墓参りに行く方もたくさんいらっしゃいます。
年末年始(12月から1月)
年末年始のお墓参りは、仏教的な由来があるわけではありません。しかし、一年の締めくくりや年の初めに気持ちを整える良い機会として、お墓参りに出かける方も多い時期です。
祥月命日(人それぞれ)
祥月命日(しょうつきめいにち)とは、故人が亡くなった月日と同じ日付のことを言います。月命日と異なり、年に1回しかありません。祥月命日は、悲しみに区切りをつける、節目の時期です。また、亡くなってから経過した年数によって、年忌法要が執り行われます。
次項からは、知っているようで知らないことも多い「お彼岸」「お盆」について由来と適期である理由、実は良い時期である「年末年始」について解説します。
「お彼岸」はお墓参りの適期です
春と秋で2回あるお彼岸は、お墓参りにぴったりな季節です。暑さや寒さを避けた、出かけやすい季節でもありますし、半年ごとに通う形になるので、お墓の状態の確認や掃除をするのにちょうどいいです。少なくとも、この2回はお墓参りに通うことをおすすめします。
仏教的な背景から見ても、お彼岸はお墓参りに大変よい時期です。「彼岸」は、故人の住む世界、つまり「あの世」のことを意味しています。仏教では、春と秋の「お彼岸」は、ご先祖や仏様の住む世界と、私たちの生きる現世が近づく時期であり、感謝や偲ぶ気持ちが彼岸の向こうにいる故人に伝わりやすい日と考えられています。
お彼岸の由来はこちらの記事で解説しています
お彼岸にまつわるさまざまな由来を紹介します
お彼岸の作法やマナーはこちらの記事をご覧ください
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「お盆」は霊を迎える時期…ただし
本来のお盆は、お墓参りの時期ではなく、霊を迎える時期です。亡くなった故人やご先祖が家に滞在すると言われています。ただし、お墓に行ってはダメというわけではありません。休暇でまとまった時間がとりやすいお盆は、お墓参りに行きやすい時期ですし、実際、帰省も兼ねてお墓に向かう方も大勢いらっしゃいます。普段は忙しい方もお墓参りに行くチャンスです。お彼岸と違い、暑さや日差しが厳しい時期なので、熱中症にはご注意ください。
お彼岸の作法やマナーはこちらの記事をご覧ください
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年末年始のお墓参りはNG?
「喪中は年賀状を送らない」という慣わしから、なんとなく相性の悪いイメージを抱いていた方もいるかもしれませんが、家族が集まる年末年始もお墓参りによい時期です。先述した通り、お墓参りが禁止されている日は無いので問題ありません。
一年の振り返り・新年の抱負をお墓で。気持ちが引き締まるでしょう。
年末年始にお墓参りをしてもいいの?
年間行事を利用してお墓参りを続けましょう
自宅からお墓が遠い方、忙しい方、高齢の方は、本記事で紹介した時期にお参りするのが難しい場合もあるでしょう。それがいけないわけではありませんが、こうした年間行事に沿ってお墓参りをすることで、つい先延ばしにしがちな心にブレーキをかけたり、通い続けるきっかけになったり、かえって合理的な面もあるかと思われます。いずれにしろ、お墓が荒れてしまわないように、定期的にお参りをして、お掃除と異変がないかチェックすることが大切です。
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